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ニュースリリース

ウミガメ保護活動「保護卵からふ化した子ガメを放流」

酷暑を乗り越えて誕生したアカウミガメの子ガメたちが東条海岸から大海原へ!

 

 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:勝俣浩)では、「ウミガメの浜」で保護していたアカウミガメの卵から子ガメがふ化し、9月16日の18時に鴨川市東条海岸より大海原に旅立ちました。

 

 鴨川シーワールドでは、ふ化に適さない場所でウミガメの産卵があった場合や台風の接近等により卵に危険が及んだ場合に、その卵を「ウミガメの浜」に保護収容し、生まれた子ガメを海に放流しています。今回旅立ったアカウミガメの子ガメは、7月27日の朝に東条海岸で産卵を確認した卵からふ化した個体です。それ以降、担当飼育員が海岸での見守りを続けてきましたが、台風7号による波で、そのままでは卵に危険がおよぶ恐れがあると判断したため、8月12日のうちに130個の卵を「ウミガメの浜」に保護しました。9月7日にふ化を確認しましたが、保護した時から状態の悪い卵が多かったため、ふ化した子ガメの数が少なく砂から這い出せるか心配をしていました。

 

 9月16日の朝に砂の中から這い出してきた4個体の子ガメたちは、甲長や体重の計測をし、放流後の生存率が高まるとされる夜に沖合へ到達できるよう夕刻に放流されました。史上最も暑いとされる酷暑を乗り越えて誕生した子ガメたちは、目の前の太平洋に向かって砂浜を力強く歩み、飼育員の見守る中、波間に姿を消していきました。

 

 鴨川市内の海岸ではアカウミガメが毎年産卵のために上陸しており、今年は5回の産卵を確認しています。今後も子ガメのふ化を控えており、引き続き観察を続けていきます。

 

今回放流した「子ガメ」について

産 卵 確 認 :2023727

保        日:2023812

ふ    化   日:202397

保 護 卵 数 :130

ふ 化 個 体 :4個体

 

放流時の映像

 

次回の放流について

現在、鴨川シーワールドでは4箇所から保護した卵を見守っており、

ふ化の状況に合わせて放流を行っていく予定です。

 

今回放流した「子ガメ」について保護時のリリース

今年最初のアカウミガメの産卵を確認