2024年3月24日(日)までの設定日に開催
特別レクチャー『謎多き深海の生き物たち』で 希少価値の高い「ラブカ」&「ミツクリザメ」の全身標本を公開中
※2023年11月25日 加筆
より詳細な骨格標本が完成するまで、現在の標本の公開を一旦中止させていただきます。
鴨川シーワールドでは、希少価値の高い深海ザメ「ラブカ」&「ミツクリザメ」の標本を観察できる特別レクチャー『謎多き深海の生き物たち』を2024年3月24日までの設定日に開催します。
「ラブカ」&「ミツクリザメ」の飼育は非常に難しく当館でも1週間ほどしか飼育ができていません。今回、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受け、滅多に姿が見ることのできない深海ザメの姿をぜひ皆様に見ていただこうと全身および全身骨格の2種類の標本を作成しました。これらの標本は、当館が2018年12月に世界初公開した「メガマウスザメ」の骨格標本と同様にプラスティネーション加工が施されており、至難の業とされる深海ザメの柔らかい体や水分を多く含んだ軟骨の骨の形状を崩すことなく標本化に成功しました。
「ラブカ」&「ミツクリザメ」の全身標本を観察できる特別レクチャー「謎多き深海の生き物たち」では、鴨川シーワールドにある房総半島に鴨川海底谷や東京湾海底谷と呼ばれる水深2,000m以上に達する深海底があることに触れ、標本となった深海ザメやそこに暮らす生物と多様性を、飼育をとおして得る事ができた貴重な映像とともに解説していきます。
近年、水族館では「深海ブーム」と呼ばれるほど多くの生物が紹介されており、深海に対する興味は年々と高くなっています。鴨川シーワールドでは、本レクチャーを通じて人の手の届かない深海へのロマンや海への関心を深めていただければと考えています。
●特別レクチャー「謎多き深海の生き物たち」概要
料 金 |
無料(別途入館料金が必要です) |
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場 所 |
マリンシアター ベルーガパフォーマンス会場 |
時 間 |
各日1回目のベルーガパフォーマンス終了後 約20分間実施 ※実施日により時間が変更となる場合があります。予めご了承ください。 |
開 催 日 |
2024年3月24日(日)迄の設定日に開催2023年
11月 3日(金祝)・5日(日)・11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・23日(木祝)・26日(日)
12月 2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・23日(土)~31日(日)
2024年
1月 4日(木)~6日(土)・8日(月祝)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
2月 3日(土)・4日(日)・10日(土)・12日(月祝)・17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)
3月 2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・20日(水祝)・23日(土)・24日(日) |
「ラブカ」&「ミツクリザメ」の骨格標本について
※2023年11月25日 加筆
より詳細な骨格標本が完成するまで、現在の標本の公開を一旦中止させていただきます。
制作期間:
2023年5月~9月 (約4ヵ月)
公開方法:
特別レクチャー「謎多き深海の生きものたち」内で特別公開
※展示に関しては本レクチャーの終了後に検討予定です
制作方法:
プラスティネーション加工とは?
「ラブカ」・「ミツクリザメ」等の軟骨魚類は、骨の中に多くの水分を含んでおり、通常の方法で標本を作成すると乾燥の段階で形状が変化してしまいます。水分や脂肪分をプラスティックなどの合成樹脂に置き換える「プラスティネーション」では、上記のような形状変化が起こらずに長期の保存が可能な標本を作成することが可能です
船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
海に囲まれた日本だから、海の大切さを学ぶ体験を日本中へ。
船の科学館では「海の学びサポートプログラム」を通して、博物館、美術館、水族館をなど、さまざまミュージアムの活動を支援しています。
https://uminomanabi.com/casestudy/8651/
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