2016年5月12日(木)千葉県長生郡一宮町 一宮海水浴場にて
ゴマフアザラシの幼獣を保護しました。

2016年5月17日

2016年5月12日(木)に、ゴマフアザラシの幼獣1頭を保護いたしました。
保護したゴマフアザラシはオスの幼獣で、今年の春にオホーツク海の流氷上で誕生した赤ちゃんが何らかの理由で一宮海水浴場に流れつき上陸したと考えられ、幼獣であることと体が痩せて衰弱が激しいという判断から、保護を決定し当館に搬入しました。

保護当時の体長は70㎝、体重は9.4㎏で、外傷は見られなかったものの衰弱が激しく、脱水症状が考えられたため、皮下への注射器による補液を行いました。現在は自分でエサの魚を食べ始め、快方に向かっています。

今後はロッキーワールド地階の幼獣保育用プールで飼育し、徐々に体重を増やし、体力の回復を図っていきます。
5月18日(水)より ロッキーワールド地階 幼獣保育用プールで公開飼育開始いたしますが、動物の状況により展示を中止する場合がありますのでご了承ください。

【保護個体概要および搬入経緯】

保護場所千葉県長生郡一宮町一宮海水浴場
保護日時2016年5月12日
種名ゴマフアザラシ
性別オス(幼獣)
体長70.0cm(保護搬入時)
体重9.4kg(保護搬入時)
搬入経緯5月12日(木)9:00に長生郡一宮町役場より、アザラシの漂着情報があり、海獣展示三課(鰭脚類担当)3名が13:00に一宮海水浴場に到着。ゴマフアザラシの幼獣であることを確認。痩せており、衰弱が激しいため、保護を決定。14:45鴨川シーワールド着。脱水症状改善のための処置を実施。現在はエサの魚を自力で食べ、快方に向かっている。

【ゴマフアザラシについて】

ゴマフアザラシは、渤海~黄海、オホーツク海やベーリング海周辺の海域および沿岸に生息し、日本では北海道の日本海およびオホーツク海沿岸で姿を見ることができる。親は基本的に灰色の地に黒い斑点模様が散在し、その模様が「ゴマフアザラシ」という和名の由来とされる。自然界では3月中旬~下旬にかけて流氷上で出産し、新生児は白色の新生児毛におおわれて生まれるが、3~4週間で換毛が終わり成獣と同じ体色となる。また、授乳期間も3~4週間で終了する。日本国内の水族館や動物園で数多く飼育されている。

場所

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