2023年干支の生き物 ~海の卯(ウサギ)たち~
2022年12月23日(金)~2023年1月31日(火) トロピカルアイランド内で特別展を開催
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:勝俣浩)では、2022年12月23日(金)~2023年1月31日(火)までの期間限定で、2023年の干支「卯(ウサギ)」にちなんだ特別展示「2023年干支の生き物~海の卯(ウサギ)たち~」をトロピカルアイランド内特設会場にて開催します。
展示生物は、来年の干支・卯(ウサギ)にちなむ名前がついた海の生き物で、英名に「rabbit」がつくアイゴの仲間(Rabbitfish)と英名に「hare」がつくアメフラシの仲間(Sea hare)の計6種18点です。海のウサギたちは、トロピカルアイランド内の特設水槽で展示を行います。なぜ「ウサギ」にちなんだ名前が付けられたのか、生物を目の前に、その由来を思い浮かべながら、じっくりと観察してみてはいかがでしょうか。
2023年干支展示の詳細は下記の通りです。
2023年干支の生き物 ~海の卯(ウサギ)たち~ について
展示期間 | 2022年12月23日(金)~2023年1月31日(火) |
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場 所 | トロピカルアイランド内「無限の海」前 特設会場 |
展示生物について
①アイゴの仲間
アイゴの仲間(英名 Spinefoot)は、『Rabbitfish』とも呼ばれ、草食性が強く、海藻などを好んで食べることが由来であると言われる。背ビレ、尻ビレ、腹ビレに毒のある棘を持ち、刺されるとひどく痛む。
【和名】アイゴ
【英名】Mottled spinefoot
【学名】Siganus fuscescens
日本周辺を含む西太平洋の暖海域沿岸に生息し、成長すると体長30㎝ほどになる。体色は茶褐色で全身に白い斑点がある。
【和名】アミアイゴ
【英名】Little spinefoot
【学名】Siganus spinus
伊豆半島以南、インド・西太平洋のサンゴ礁域の藻場に生息し、成長すると体長15㎝ほどになる。体には虫食い状の模様がある。
【和名】ヒメアイゴ
【英名】Barhead spinfoot
【学名】Siganus virgatus
紀伊半島以南、インド・西太平洋のサンゴ礁域に生息し、成長すると体長25㎝ほどになる。体色は体の上部と尾部は黄色、腹部は銀白色になる。
【和名】マジリアイゴ
【英名】Masked rabbitfish
【学名】Siganus puellus
琉球列島、西太平洋のサンゴ礁域に生息し、成長すると体長25㎝ほどになる。体色は明るい黄色で体の横に青い線や斑点がある。
②アメフラシの仲間
アメフラシの仲間は英名で『Sea hare』とよばれ、「hare」は野ウサギを意味する。頭に2本ある突起がウサギの耳に似ていることに由来すると言われる。分類上は巻貝に近い仲間で、体の中には薄く平らな貝殻を持つ種類もいる。
【和名】ジャノメアメフラシ
【英名】Sea hare
【学名】Aplysia argus
房総半島以南の暖かい海に生息し、アメフラシの仲間では大型で成長すると体長20㎝ほどになる。体の表面に蛇の目模様と、網目状の黒い線の模様がある。
【和名】フレリトゲアメフラシ
【英名】Ragged sea hare
【学名】Bursatella leachii
房総半島以南の暖かい海に生息し、成長すると体長10㎝ほどになる。体の表面には樹の枝状の突起や青い眼紋模様がある。