鴨川シーワールド

オフィシャルホテル チケット

動物情報カモシアター

Vol.7

今回は勝俣副館長です。

メスのセイウチ「シュシュ」をアメリカのシーワールドサンディエゴへ輸送してきました。シュシュは2010年生まれで、ここ数年のうちに性成熟をむかえます。以前から将来の繁殖を考えて国内外に移動(嫁入り)先を探していましたが、友好関係にあるシーワールドサンディエゴへの移動が決まり、1月15日にアメリカへと出発しました。
米国シーワールドは事前に、2012年にアラスカで保護されたオスのセイウチ「ミティック」(ビデオ右手前のセイウチ)をテキサス州サンアントニオの施設からサンディエゴに移してシュシュの到着に備えてくれていました。
当初、同居には時間が必要かと考えていましたが、柵越しにお互いを見つけた2頭は早速ヒゲをこすりあわせて挨拶をすませ、そのうち長旅の疲れからシュシュが柵の前で寝てしまうとミティックまで一緒に頭を並べて昼寝に付き合うなど相性は良好に見えたため、すぐに同居を始めることになりました。時差ボケの残るシュシュはその後も昼間に寝ていることが多かったのですが、ミティックはいつもシュシュに寄り添うほどで、同じ年頃の仲間ができたことが本当に嬉しい様子でした。
セイウチの繁殖はアメリカでも順調とはいえない状況で、将来、この2頭の間に赤ちゃんが生まれ、アメリカでの飼育下繁殖を推進するきっかけになってくれることを願ってサンディエゴを後にしました。

鴨川シーワールド副館長 勝俣 浩