鴨川シーワールド

オフィシャルホテル チケット

動物情報カモシアター

Vol.43 ~一皮むけて~

今回は魚類展示課の清水飼育員です。

エコアクアロームの湧水で展示しているタガメは、今年の6月に当館で生まれました。
成長することを「一皮むける」といいますが、タガメの幼虫は「五皮むける」と立派な成虫になります。今回は、このタガメたちの成長をご紹介します。
タガメは水面から出た木などに約100個の卵を産み、ふ化まではオスが卵を守ります。約2週間で体長1cmほどの幼虫がふ化し、数日後に最初の脱皮を行います。白黒のしま模様の背中が割れはじめ、10分ほどでひとまわり大きくなった鮮やかな黄緑色の体が姿を現します。ふ化して約1ヶ月の間に、合計5回の脱皮をして体長6cmほどの成虫になります。
脱皮するたびにどんどん大きくなり、たくさんのエサを食べます。しかも、エサが足りないと共食いをするため、1匹ずつ分けて飼育し、一日に何度もエサを与えます。数十匹のタガメに一匹ずつエサを与えることや、そのエサを確保することは大変ですが、成虫になった時の喜びはひとしおです。

魚類展示課 清水 沙耶