Vol.23 ~迫力あるヒョウモンオトメエイの食事~
今回は魚類展示課の鳥羽山飼育員です。
トロピカルアイランドの「無限の海」は、熱帯のサンゴ環礁から沖合を見た景観を再現しており、沖合に暮らす魚たちを展示しています。
1日1回行っている「サンゴ礁魚類のフィーディングタイム」では、全長2mほどの大きなヒョウモンオトメエイの食事風景が人気を集めています。多くのエイはおなか側に口があり、エサを食べる様子を見ることができませんが、フィーディングタイムではダイバーがヒョウモンオトメエイに、手元からエサを食べる姿をガラス越しにご覧いただいています。
ダイバーが簡単にエサをあたえているように見えますが、実はダイバーからは口元を確認することができないため、エサを差し出すタイミングが重要です。手元にやってくるヒョウモンオトメエイの姿はガラス越しとは違った迫力があります。
魚類展示課 鳥羽山 萌美