Vol.11 ~サンゴの掃除~
今回は魚類展示課の高倉マネージャーです。
トロピカルアイランドでは、熱帯のサンゴ環礁を再現した展示を行っており、多くのサンゴはレプリカといってFRPの樹脂などでできています。
熱帯の水そうは、水温が高く、光をたくさんあてるため、サンゴにもコケがつき、すぐに汚れてしまいます。そこで月に何回もダイバーが潜って掃除をしていますが、サンゴの掃除は大変です。1つ1つが細かく、昔は歯ブラシなどを使って掃除をしていましたが、最近ではサンゴを外に持ち出し、専用の薬を使ってきれいにしています。
この間ダイバーは黙々と岩や壁、ガラスなどを掃除していますが、これらの掃除は時間がかかるため日中から行っています。ダイバーの姿を見かけたら大きなリアクションと共に手を振ってあげてください。きっとダイバーが喜ぶでしょう!
魚類展示課マネージャー 高倉 敦子