春の訪れを告げる「カミクラゲ」を展示開始
4月上旬まで展示公開
株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:勝俣浩)では、エコアクアローム内「Kurage Life(クラゲライフ)」にて、春の訪れを告げる神秘的な「カミクラゲ」の展示を4月上旬まで公開いたします。
「カミクラゲ」は冬から春にかけて日本の太平洋沿岸にあらわれるクラゲです。カサの大きさは6㎝ほどに成長し、髪の毛のような触手をなびかせて浮遊する姿が名前の由来で、房総半島では東京湾内の漁港などに姿をあらわします。生態には不明な点が多く、出現する春以外の生活は未だ謎につつまれている神秘的なクラゲで、桜の花が散る4月頃には姿を消してしまいます。
鴨川シーワールドでは、毎年1月になると「カミクラゲ」を求めて東京湾内の漁港の調査を行っています。今年の1月は雨が多く、なかなか調査に行く機会が得られませんでした。2月1日(土)に富津市大貫の漁港で、カサの大きさが1~3㎝ほどの個体の採集に成功し、展示公開の運びとなりました。
期間限定でしか見ることができない神秘的なクラゲを、この機会にぜひご覧ください。 ※生物の状況により、展示期間が変更となる場合があります。ご了承ください。